【回顧録】(01)初めてのMMO開始：2005年の年末

日記を休止してから結構経ちますね。
休止したばかりのころは、書くべきことが多すぎていつかまとめて書こうと思っていたのですが、それがたまるに従い気が乗らなくなり、そうこうするうちに色々とバタバタして休止。
まあ、部屋の片づけから疎遠になっていく人間関係まで、物事が続かなくなくなる理由は大体こんな感じでしょう。

ふと、昔のログを見返すと第1回目のログは2005/12/30。
MMOなんかしたことなかったのに、気づくともう4年間。
なんか、よく分かんないけどイスパニア議長だのなんだのやってきたり、
気づいたらかつて自分が「廃人」と思っていたレベルフルカンストになったり、
一方でリアルも本当に色々あった。
さすがに休止状態が生まれたりライトユーザになってきたのですが、
一方で一時期は結構な熱を入れていた趣味だったのも事実。

ここで、振り返りを兼ねて回顧録を何回か（結構な数？）にまとめてみようかと思います。

まあ、こんな休眠日記を読む人もいないでしょうから読者は自分自身を想定しています。

【はじまり】
2005年の年末。何気なく体験版としてゲームを始めたのが僕の人生初MMO。
2005年の年末というのは確かDOL開始から1年経過した時期であり、サービスインの熱気が冷めかけた時期でもあります。
最近始めた人から見たら僕も古参なのでしょうけど、本当の古参から見たら、一番熱い時期を知らない世代･･･
ブメ交易も第一回カサブランカ大海戦も、古参が言うところの「聖戦」であるアテネ大海戦も、アルマダ商会の活躍も知らない、
そんな中途半端な時期の年末にジェファーソンというキャラがNOTOSに生まれました。

【きっかけ】
2005年、リアルの仕事は結構なデスマーチでした。年始の休みも「勝ち取った」というそんな状況だった気がします。
年始にロンドンに友人といくために、何とか仕事を片付けようと
冬休み初日は職場にいたのかな。

大航海時代Onlineの存在を知ったのはそんな忙しい職場でした。
PS2のオンライン機能の話をしていて、「じゃあPS2で大航海時代オンラインできるんだ？」という話を職場の人がしてました。

ええ、そんなもんできませんけど･･

でも、この勘違い発言がきっかけで大航海時代にオンライン版が
あることを知ったのが今に至る始まりです。
これも一つの縁。

コーエーのゲームの中で、売れ筋の信長シリーズや三国志シリーズよりも大航海時代が好きだったので早速家に帰って調べ、
次いで、オンラインゲームとはそもそも何かを調べ、最後に、どこのサーバでやるのかを調べるために　「大航海時代　NOTOS」とか各サーバ名を検索して一番HIT数が多かったNOTOSを選んだ気がします。

まあ、当時はよくオンラインゲームを分かっていなかったんですよね。
こんな長く続けるなんて発想はどこにもなく、
大晦日の初詣と年始のロンドン旅行前にちょっとした暇つぶしになれば程度でした。
そんな、たかが数時間程度の時間潰しに考えてたんで今から思うと勘違いも甚だしいですね。

【始まり】
まだスクールとかそんなもののない時代。
ダウンロードしてゲームを始めたはいいけど何していいかすらよく分からず、
とりあえずセビリア周辺をうろうろしてました。
「セーブ場所はどこなんだろう？」とか本気で探していましたよ。

ゲームを始めて1時間、セウタを出てセビリアに行こうとして間違えて
よく分からない街に着きました。
「ここはどこなんだろう」本気で不安になり、
酒場にいた人に勇気をもって話しかけました。
「すいません、今日からは始めたのですが、セビリアに行くつもりが間違えてここに付いてしまいました。セビリアまではどのくらいでしょう？」

相手の人が返事をしてくれました。
おお、これぞオンラインゲーム。人と会話ができた。
相手の人はずいぶんと合計レベルの高い人でしたが、
親切に色々教えてくれ、艦隊に誘ってセビリアまで連れて帰ってくれました。
向こうからフレンド登録を申し込まれたときは嬉しかったですね。

DOL最初のフレンド。
その人がいたから今、こうしてゲームを続けていると思います。
その人と話していてこの世界は面白そうだと課金ユーザになった、
ゲームを始めて1時間にして最初の大きなターニングポイントでした。

そのフレンドの名前はスパイク・スピーゲル。
・・・・人は、それを不幸な出会いだったねと茶化しながら言います。
僕も今となっては悩ましいところです（ぇ
分かる人はわかるかもしれませんが、あの親切で頼もしい先輩は本当に
あの「ｽﾊﾟｲｺ」なのか、今となっては不思議なのですが、
きっとあれは4年に1回中の人が別人になる日だったのでしょう。

とまあ、冗談はさておき、それでも今でも縁が続く大事なフレンドです。

そして、セビリアに行こうとして迷子になったその街の名は・・・
「マラガ」

まあ、初めのうちなんてそんなもの。
こうして、幸か不幸か、縁をきっかけにMMOに足を突っ込んだのでした。

こんな感じで書いていくといつ終わるのか分からないくらい長くなりそうですが、次回に続く。